エレキギターを始めたいけど、何が必要かわからない…そんな初心者の方に向けて、今回はエレキギターを始めるために必要なものと、あると便利なものを紹介します。
エレキギターを始めるには、意外と多くのものが必要です。でも、揃えてしまえば後は練習あるのみ!ぜひ、エレキギターの世界を楽しんでください!
エレキギターを始める際に必要なもの

エレキギターを始めるには、いくつかのアイテムが必要です。まずは、もちろんエレキギター本体が必要です。そして、エレキギターの音を増幅するためのギターアンプも必要です。エレキギターとアンプを接続するシールドも忘れないようにしましょう。
これらのアイテムに加えて、快適に演奏するために「ギターピック」があると便利です。ピックは、弦を弾くために使用する小さな板状のもので、さまざまな素材や形状のものがあります。自分の弾きやすいものを選びましょう。
エレキギターを始める際に必要な「ギターピック」
エレキギターを始める際に必要なものの一つに、「ギターピック」があります。ギターピックは、弦を弾く際に使用する小さなプラスチック製の道具です。ピックには様々な形や厚さがあり、自分に合ったものを選ぶことが重要です。初心者には、厚さ0.7mm前後のピックがおすすめです。
ピックを使うことで、指先で弦を弾くよりも大きな音が出せるようになります。また、ピックを使うことで、弦を正確に弾くことができるようになります。ピックは、ギター初心者が最初に覚えるべきテクニックの一つです。
エレキギターを始める際には、いくつかのピックを購入して、自分に合ったものを探してみることをおすすめします。また、ピックは消耗品なので、定期的に新しいものと交換する必要があります。
エレキギターの音を増幅する「ギターアンプ」
エレキギターを演奏する上で欠かせないのが、ギターアンプです。エレキギターは、アンプを通して初めて大きな音で鳴らすことができます。アンプは、ギターの電気信号を増幅してスピーカーから出力する役割を果たしています。
アンプは、大きく分けて真空管アンプとトランジスタアンプの2種類があります。真空管アンプは、真空管と呼ばれる電子デバイスを使って音を増幅するもので、温かみのある音色が特徴です。トランジスタアンプは、トランジスタという半導体素子を使って音を増幅するもので、真空管アンプに比べて軽量でコンパクトなものが多く、また安定した音質が特徴です。
アンプを選ぶときは、まず音質を重視して選ぶのが良いでしょう。真空管アンプは温かみのある音色が特徴ですが、トランジスタアンプはよりクリアで現代的な音色が特徴です。また、自分の演奏スタイルに合った出力のものを選ぶことも重要です。自宅での練習用であれば、10~20W程度の出力で十分ですが、ライブやスタジオでの演奏には、50W以上の出力が必要になる場合もあります。
アンプには、様々な機能が搭載されているものもあります。例えば、歪み効果を加えるオーバードライブや、複数の音色を作り出すエフェクト機能などが搭載されているものがあります。これらの機能は、音作りの幅を広げてくれるので、自分の音楽スタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。
以下、ギターアンプを選ぶときにチェックしたいポイントをリストアップしました。
- 真空管アンプかトランジスタアンプか
- 出力
- 音質
- 機能
- 価格
自分に合ったギターアンプを選ぶことで、より楽しくエレキギターを演奏することができるでしょう。
エレキギターとアンプを接続する「シールド」
エレキギターとアンプを接続するために必要なケーブルがシールドです。シールドは、音声を伝達する導線と、ノイズを遮断するシールド層で構成されています。シールドの品質は音質に影響するため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。
シールドの長さは、演奏スタイルや使用する機材によって異なります。一般的な長さとしては3メートル、5メートル、10メートルなどが挙げられます。演奏中にケーブルが邪魔にならないように、適切な長さのシールドを選びましょう。
シールドは、プラグの形状や内部構造によって様々な種類があります。一般的なプラグ形状はストレートプラグとL字プラグです。L字プラグは、アンプのジャックに挿した際にケーブルが邪魔になりにくいというメリットがあります。内部構造は、モノラルとステレオの2種類があります。モノラルシールドは、1本の導線で音声を伝達するタイプです。ステレオシールドは、2本の導線で音声を伝達するタイプです。ステレオシールドは、ステレオ出力を持つギターやエフェクターを使用する場合に必要となります。
シールドは、定期的に交換することが推奨されています。シールドが劣化すると音質が低下したり、ノイズが発生する可能性があるためです。使用する頻度にもよりますが、少なくとも1年に1回は交換することをおすすめします。
シールドは、エレキギターを演奏する上で欠かせないアイテムです。音質や演奏性にも影響するため、自分に合ったシールドを選ぶようにしましょう。
エレキギターを始める際にあると便利なもの

エレキギターを始める際、本体・アンプ・シールド・ピック以外にも揃えておきたいアイテムがあります。チューナーは弦のピッチを正確に合わせるために必須です。交換用の弦は、弦が切れた時にすぐに交換できるよう用意しておくと安心です。ストラップは、立奏時にギターを安定させるのに役立ちます。ギタースタンドは、ギターを立てかけて保管するのに便利です。メンテナンス用品は、ギターを清潔に保ち、良い状態を維持するために必要です。ギターケースは、ギターを衝撃や汚れから守るのに役立ちます。
これらのアイテムは、すべて音楽ショップやオンラインで購入できます。音楽ショップのスタッフに相談すると、自分に合ったアイテムを選ぶことができます。
エレキギターを始める際にあると便利な「チューナー」
エレキギターを始める際、ギターピックやシールドなど必須のアイテム以外にも、あると便利なアイテムがあります。その中でも特に重要なのが「チューナー」です。
チューナーは、ギターの音程を正確に調整するための機器で、エレキギター初心者にとって欠かせないアイテムです。チューナーには、クリップ式のチューナーとペダル式のチューナーの2種類があります。クリップ式のチューナーは、ヘッド部分に挟むだけで簡単に音程を測定できます。ペダル式のチューナーは、足元で操作できるため、演奏しながら音程を調整するのに便利です。
エレキギターは、弦を弾くと音がずれていく傾向があるため、演奏前にチューニングをする必要があります。チューナーがあれば、いつでも正確な音程で演奏することができます。特に、初めてエレキギターを演奏する人は、チューナーを使って正しい音程を覚えることが大切です。
チューナーは、楽器店やネットショップで購入できます。価格も手頃なものが多く、1,000円程度から購入することができます。初めてのエレキギターを購入した際には、ぜひ一緒にチューナーも購入することをおすすめします。
エレキギターを始める際にあると便利な「交換用の弦」
エレキギターを始めるにあたって、あると便利なのが「交換用の弦」です。弦は消耗品であり、定期的な交換が必要です。
弦の交換頻度は、演奏頻度や使用環境によって異なりますが、一般的には1〜3ヶ月に1回程度が目安と言われています。弦が錆びたり、切れやすくなったり、音質が低下してきたら交換時期です。
エレキギターの弦には、様々な種類があります。初心者の方には、標準的なゲージのニッケル弦がおすすめです。ニッケル弦は、音質のバランスが良く、初心者でも扱いやすい弦です。
弦の交換方法は、ギターの種類や弦のタイプによって異なります。初めて交換する場合は、楽器店やギター教室で店員や先生に教えてもらうのが良いでしょう。
弦を交換することで、音質が向上し、演奏性が良くなります。また、弦が切れるトラブルを防ぐこともできます。
弦の交換には、以下のアイテムが必要です。
- 交換用の弦
- ニッパー
- ワインダー
- ペグ回し
これらのアイテムは、楽器店やネットショップで購入できます。
エレキギターを始める際にあると便利な「ストラップ」
エレキギターを演奏する際、ストラップがあると非常に便利です。ストラップはギターを肩から下げて演奏することを可能にし、演奏中の自由度を大幅に高めます。また、立って演奏する際にも安定した姿勢を保つことができます。
ストラップは様々な種類があり、素材や長さ、幅などが異なります。自分の体格や演奏スタイルに合わせて選ぶことが重要です。また、ストラップピンという金具をギターに取り付ける必要があります。ストラップピンはほとんどのエレキギターに標準装備されていますが、ない場合は別途購入する必要があります。
ストラップは演奏の快適さを向上させるだけでなく、ギターを落下から守る役割も果たします。エレキギターは繊細な楽器であり、落下による破損は避けなければなりません。ストラップを使用することで、ギターをしっかりと固定し、落下を防ぐことができます。
エレキギターを始める際にあると便利な「ギタースタンド」
エレキギターを始める際にあると便利なアイテムの一つが「ギタースタンド」です。ギタースタンドは、ギターを床に置いたままにすることなく安全かつ安定的に保管することができるアイテムです。
ギタースタンドには様々な種類が存在しますが、主に以下の3つのタイプに分類されます。
- Aフレームスタンド: 2本の支柱とY字型のフレームでギターを支えるタイプ。安定性が高く、ほとんどのギターに対応しています。
- 折りたたみ式スタンド: 持ち運びに便利な折りたたみ式タイプ。軽量でコンパクトなため、自宅だけでなくライブやスタジオにも持ち運ぶことができます。
- 壁掛けスタンド: 壁に設置してギターを掛けるタイプ。スペースを取らず、ギターをディスプレイとしても活用することができます。
ギタースタンドを選ぶ際には、ギターのサイズや形状、設置場所などを考慮することが大切です。また、スタンドの素材や耐久性も確認しておくと良いでしょう。
ギタースタンドを使用することで、ギターを傷つけることなく安全に保管することができます。また、ギターをすぐに手に取れる状態にしてくれるため、練習や演奏が捗ること間違いありません。
エレキギターを始める際にあると便利な「メンテナンス用品」
エレキギターを始める際に、演奏後のお手入れに役立つ「メンテナンス用品」についてご紹介します。
メンテナンス用品には、以下のものが挙げられます。 クロス
指板クリーナー
弦交換ツール
ギターポリッシュ
クロスは、演奏後に弦やボディを拭き取るのに使用します。指板クリーナーは、指板の汚れや汗を落とすのに役立ちます。弦交換ツールは、弦交換をスムーズに行うのに便利です。ギターポリッシュは、ボディの光沢を保つのに効果的です。
これらのメンテナンス用品を使用することで、エレキギターを常に清潔な状態に保つことができ、長く愛用することができます。
エレキギターを始める際にあると便利な「ギターケース」
エレキギターを始める際に必要なものに加えて、あると便利なアイテムの一つが「ギターケース」です。ギターケースは、エレキギターを衝撃や汚れから守るだけでなく、持ち運びにも便利なアイテムです。
ギターケースには、ソフトケースとハードケースの2種類があります。ソフトケースは軽量で持ち運びやすく、価格も手頃です。ハードケースは、より堅牢な作りで衝撃に強く、ギターをしっかりと保護することができます。どちらを選ぶかは、予算や用途に合わせて決めるのが良いでしょう。
ギターケースを選ぶ際には、エレキギターのサイズに合ったものを選ぶことが重要です。サイズが合っていないと、ギターをしっかりと保護することができず、傷や破損の原因となってしまいます。また、ギターケースには、ストラップが付いているものや、ポケットが付いているものなど、様々なタイプがあります。自分のニーズに合わせて、最適なものを選ぶようにしましょう。
エレキギターを始める際には、ギターと一緒にギターケースも揃えておくことをおすすめします。ギターを大切に長く使うためには、適切なケースで保護することが大切です。
エレキギターを始める際に技術を向上させるために必要なもの

エレキギターを始める際に技術を向上させるには、カポタスト、エフェクター、メトロノームが重要です。
エレキギターを始める際に技術を向上させるために必要な「カポタスト」
カポタストは、ギターの指板に設置することで、弦の音程を変えることができる便利なアイテムです。ギター初心者にとっては、難しいコードを押さえる練習をするのに役立ちます。また、キー変更も簡単にできるので、歌のキーに合わせたり、他の楽器とのアンサンブルに合わせたりすることができます。
カポタストは、様々な種類があります。一般的なのは、クリップ式とネジ式です。クリップ式は、簡単に取り外しができますが、ネジ式は安定性があります。どちらを選ぶかは、自分の使い方に合わせて決めるといいでしょう。
カポタストを使うときは、フレットに正しく設置することが大切です。フレットの間に隙間があると、音が濁ったり、チューニングが狂ったりする原因になります。また、強く締めすぎると弦に負担がかかり、切れてしまう恐れがあります。
カポタストは、ギター初心者だけでなく、上級者にとっても便利なアイテムです。様々な使い方を覚えて、演奏の幅を広げましょう。
カポタストのメリット
- 難しいコードを押さえる練習をするのに役立つ
- キー変更を簡単にできる
- 様々な種類がある
- 簡単に取り外しができ、安定性がある
カポタストのデメリット
- フレットに正しく設置しないと音が濁ったり、チューニングが狂ったりする可能性がある
- 強く締めすぎると弦に負担がかかり、切れてしまう恐れがある
<カポタストの種類>
- クリップ式
- ネジ式
- その他(バーカポなど)
<カポタストの使い方>
- カポタストをフレットに正しく設置する
- 強く締めすぎないように注意する
- 音が濁ったり、チューニングが狂っていないか確認する
- 使用後は、弦を緩める
<カポタストの上手な使い方>
- 難しいコードを押さえる練習をする
- キー変更をする
- 他の楽器とのアンサンブルに合わせる
- 様々な奏法を試してみる
カポタストは、ギターを上達させるのに役立つアイテムです。色々な使い方を覚えて、自分の演奏に役立てましょう。
エレキギターを始める際に技術を向上させるために必要な「エフェクター」
エレキギターを始める際に技術を向上させるためには、エフェクターが役立ちます。エフェクターとは、ギターの音色を変化させるための電子機器の総称です。
歪み系エフェクターは、ギターの音に歪みを加え、迫力のあるサウンドを作り出します。空間系エフェクターは、リバーブやディレイなどの効果を加え、音に広がりや奥行きを持たせます。モジュレーション系エフェクターは、コーラスやフェイザーなどの効果を加え、音に揺らぎや変化を与えます。
エフェクターは、単体で使用することも、複数を組み合わせて使用することもできます。組み合わせることで、より複雑で多彩な音色を作り出すことができます。
エレキギターを始める際に技術を向上させるために必要な「メトロノーム」
エレキギターを始めるにあたり、技術を向上させるためのアイテムとして欠かせないのが「メトロノーム」です。メトロノームは一定のリズムを刻むことで、リズム感や正確なピッキングを身につけることができます。
メトロノームは、以下のようなメリットがあります。
- 正確なテンポをキープできる
- リズム感を鍛える
- 正確なピッキングを身につける
エレキギターは、リズムを正確に刻むことが非常に重要です。メトロノームを使用することで、正確なテンポを維持し、リズム感を鍛えることができます。また、正確なピッキングを身につけることで、音の粒を揃え、演奏をより美しくすることができます。
メトロノームには、様々な種類があります。昔ながらの振り子式のものから、デジタル式のものまで、自分に合ったものを選ぶことができます。また、メトロノームは、様々な機能が搭載されているものもあります。例えば、クリック音の種類を変更したり、テンポを徐々に変化させたりすることができます。
エレキギターを始める際には、メトロノームを積極的に活用することで、技術の向上を図りましょう。
エレキギターを長持ちさせる秘訣

ギターを弾き終えたら、すぐに弦を拭き、指板もきれいにしましょう。弦に付着した汗や皮脂は、錆びや腐食の原因となります。定期的にネックも調節し、弦高を適正な高さに保ちましょう。
長期間演奏しない場合は、弦を緩めておくと、ネックへの負担が軽減されます。また、ギターは直射日光や湿気を避けて保管しましょう。極端な温度変化もギターに悪影響を及ぼします。
これらの簡単なメンテナンスを習慣にすることで、あなたのエレキギターは長持ちし、常に最高の状態を維持することができます。
エレキギターを長持ちさせるコツとは「演奏終了後のお手入れを欠かさない」
エレキギターを演奏する上で、ギター自体の性能を維持することは重要な要素です。特に、演奏終了後の適切なお手入れは、楽器の寿命を延ばし、常に良好な状態を保つために不可欠です。
演奏後には、ギターの表面に皮脂や汗が付着しています。これらの汚れは放置すると、時間の経過とともに酸化し、塗装の劣化や金属部品の錆び付きを引き起こす可能性があります。そのため、演奏終了後には、柔らかい布で弦やボディ、ネックを丁寧に拭き取り、汚れを落とすことが重要です。
また、弦は演奏時に摩擦や汗によって劣化するため、定期的に交換することが必要です。弦の張力によってネックにも負担がかかるため、新しい弦に交換することで、ネックの反りやねじれを防ぐことができます。
さらに、ギターケースに入れて保管する際には、湿度の管理にも注意が必要です。ギターは乾燥に弱いため、乾燥した環境に長時間放置すると、ネックが反ったり、ボディが割れたりする恐れがあります。特に、冬場には加湿器を使用するなどして、適切な湿度を保つことが大切です。
上記の点をしっかりと行うことで、エレキギターを長期間良好な状態に保つことができます。演奏終了後のお手入れを習慣化することで、楽器の寿命を延ばし、常に美しい音色を楽しむことができます。
エレキギターを長持ちさせるコツとは「長期間演奏しない場合は弦を緩める」
エレキギターを長く愛用するためには、日々の適切なメンテナンスが欠かせません。その中でも重要なポイントの一つが、弦の管理です。特に、長期間演奏しない場合の弦の扱いには注意が必要です。
弦は常に張力がかかっている状態が続くと、金属疲労を起こして切れやすくなってしまいます。そのため、長期間演奏しない場合は弦を緩めることをおすすめします。緩めることで張力を軽減し、弦の劣化を防ぐことができます。
弦の緩め方は簡単です。まず、ギターペグを回して弦の張力を弱めます。弦がたるんできたら、弦を固定しているナットから弦を外します。この時、弦を無理に引っ張ったり切ったりしないように注意しましょう。
弦を外したら、ギター本体や弦をきれいに拭いて汚れや汗を落とします。そして、弦を乾燥した場所に保管しましょう。弦は湿気にも弱いので、密閉容器などに入れて保管するとより効果的です。
弦を緩めることで、弦の寿命を延ばし、ギター本体への負担も軽減することができます。大切な楽器を長く愛用するためにも、ぜひ実践してみてください。