日本のロックバンドとしてトップクラスの人気を誇る「ONE OK ROCK」。ボーカルのTakaによる力強くも温かいクリーンボイスと邦ロック、洋ロックを織り交ぜた独自のサウンドが特徴的です。
この記事では、ONE OK ROCKの人気曲を10個に絞って紹介します。ライターがおすすめする楽曲も併せて紹介しますので、ONE OK ROCKに興味がある方はぜひ参考にしてください!
ONE OK ROCKの人気曲10選
日本国内だけでなく海外でも活躍している「ONE OK ROCK」。数々のヒット曲を作成しており、その勢いは止まりません。
【プロフィール】
・4人組ロックバンド
・通称「ワンオク」
・ロックを基調に、ラップやエレクトロニックな要素も取り入れた幅広いサウンド
・ボーカルTakaによる圧倒的な歌唱力
【メンバー】
Taka:ボーカル(1988年4月17日生まれ)
Toru:ギター(1988年12月7日生まれ)
Ryota:ベース(1989年9月4日生まれ)
Tomoya:ドラムス(1987年6月27日生まれ)
【活動】
・2005年に結成
・2007年にシングル「内秘心書」でメジャーデビュー
・2010年「完全感覚Dreamer」で一般知名度が高まる
・2013年から本格的な海外展開を開始
・2021年に所属していた事務所アミューズから独立し、株式会社10969に所属となった
そんなONE OK ROCKの人気曲を10個に厳選して紹介します。人気サブスクやカラオケのランキング情報から統計を取っているので、ぜひ参考にしてください!
※参考サイト
・TOWER RECORDS MUSIC
・Apple Music
・Amazon Music
・YouTube Music
・JOYSOUND
1. Wherever you are
「Wherever you are」は、2010年に発売されたアルバム「Nicheシンドローム」に収録されているアルバム曲です。ボーカルのTakaが実際に経験した事を表現した楽曲で、ONE OK ROCKの代表的なラブソング。
離れていても想い合える二人の愛を歌った楽曲で、結婚式に使う定番曲としても知られています。アコースティックギターが特徴的な美しいメロディーラインと、Takaによる儚くも美しいクリーンボイスがマッチした名曲。
2. 完全感覚Dreamer
「完全感覚Dreamer」は、2010年に発表されたメジャーデビューから4作目の楽曲です。ONE OK ROCKの一般知名度を上げた代表曲で、2024年現在でも多くのファンから愛されています。
疾走感のあるメロディー、夢を追い求める若者への熱いエールがこもった歌詞が印象的で、フェスやライブで最も盛り上がる楽曲と言っても過言ではありません!ONE OK ROCK初期のラウド要素が色濃く残っている点も魅力的。
3. The Beginning
「The Beginning」は、2012年に発表された楽曲で、ONE OK ROCKの代表曲の1つです。映画「るろうに剣心」の主題歌に採用された曲で、主人公の緋村剣心が新たな人生を歩み始める際の決意が歌詞に込められています。
しっとりと始まる前奏から一気に加速するメロディーが特徴的で、聴いているだけで元気や勇気が湧いてくる力強い楽曲。歌詞は英語がメインですが、日本語がいいバランスで織り込まれており、邦ロックの良さが滲み出ています。
4. Wasted Nights
「Wasted Nights」は、2019年に発表された楽曲です。映画「キングダム」の主題歌として制作された楽曲で、主人公である信の決して夜を無駄にせず、目標に向かって進もうという強い決意を表現しています。
力強いギターリフによって、映画の雰囲気に合った壮大なサウンドを作り上げています。Takaの力強く、美しいクリーンパートが見事にマッチしており、曲を聴いていると鳥肌が立つ素晴らしい楽曲!
5. Delusion:All
「Delusion:All」は、2024年に配信限定シングルとして発表された楽曲です。映画『キングダム 大将軍の帰還』の主題歌として制作され、映画の世界観と現代社会に訴えたい風刺的な要素を融合させた力作。
Delusion:Allとは、「delusional」のことであり、日本語で「妄想的な」という意味があります。主人公である信が天下を上り詰めていくという妄想的な目標を達成していく様を描いた楽曲です。重めのギターサウンドとTakaの情熱的な歌声が非常にマッチしています。
6. Dystopia
「Dystopia」は、2024年に配信限定シングルとして発表された楽曲です。日本テレビのニュース番組である「news zero」のエンディング曲に採用されました。2番の歌詞が日本語のバージョンと英語バージョンが発表されています。
爽快で軽快なメロディーと力強い高音によるクリーンパートが非常に心地いい楽曲。昔ながらのロック要素と現代の音楽を上手く融合させており、フェスやライブでも盛り上がること間違いなし!
7. Stand Out Fit In
「Stand Out Fit In」は、2019年に発売されたアルバム「Eye of the Storm」に収録されているアルバム曲です。世界的な輸送機器メーカーであるHondaのテレビCMにタイアップ起用されました。
アメリカに進出したことから、曲調がEDM調になっている点が特徴的。ミディアムバラードのメロディーラインがどこか優しさを感じさせる1曲で、周囲に合わせることと自分らしく生きることのジレンマに葛藤する若者の想いを込めた歌詞が刺さります。
8. Make It Out Alive
「Make It Out Alive」は、2023年に配信限定シングルとして発表された楽曲です。スマートフォン向けアプリである「モンスターハンター Now」のタイアップ曲として知られています。2017年に発売されたアルバム「Ambitions」で採用されなかった曲を再制作したとされています。
困難な状況を乗り越えて生き抜こうという強い意志を表現した歌詞をTakaが力強く歌い上げており、激しめのロックサウンドと絶妙にマッチしています。
9. キミシダイ列車
「キミシダイ列車」は、2011年に発売されたアルバム「残響リファレンス」に収録されているアルバム曲です。タイアップ曲ではないので一般知名度は少し低めですが、ONE OK ROCKから熱狂的な人気を誇る楽曲。
ONE OK ROCK初期の軽快でポップなロックサウンドが特徴的。「過去の自分が今僕の土台となる」といった歌詞が印象的で、未来への希望と不安が入り混じった若者の心情を歌い上げた名曲です。
10. 欲望に満ちた青年団
「欲望に満ちた青年団」は、2007年に発売されたアルバム「ゼイタクビョウ」に収録されているアルバム曲です。ONE OK ROCK初期の名曲として知られており、ライブで前奏が演奏されるとオーディエンスの興奮は最高潮に達します。
ONE OK ROCKの楽曲としては珍しく、どこかブルージーでどこかチルい雰囲気のあるギターロック。若者特有の欲望や衝動、理想と現実とのジレンマに対する葛藤を描く歌詞が心にグッときます!
ライターおすすめ曲3選
ONE OK ROCKの人気曲を10個に絞って紹介しました。ここでは、惜しくもTOP10に入らなかった曲の中から、生粋のライブキッズである私がおすすめする楽曲を3曲紹介します。
1. アンサイズニア
「アンサイズニア」は、2011年に発表されたメジャーデビューから5作目の楽曲です。前作となる「完全感覚Dreamer」が大ヒットし、その直後に更にONE OK ROCKの知名度と人気度を押し上げた名曲です。
タイトルの「アンサイズニア(Answer is near)」とは、「答えを探そうと悩み巡り巡っても、最終的に戻るのは複雑な考え方ではなく極単純でシンプルな思考」という哲学的な意味合いを持っています。激しいギターサウンドと優しいメロディーの緩急が特徴的。正に全力投球という言葉が当てはまるTakaの歌声が最高です!
2. Renegades
「Renegades」は、2021年に配信限定シングルとして発表された楽曲です。映画「るろうに剣心 最終章 The Final」の主題歌として制作されました。「るろうに剣心」シリーズの集大成を務める楽曲ということもあり、一般知名度が非常に高いです。
自分の信念を持って道を切り拓いていく人々を「反逆者(Renegades)」と表現した歌詞が特徴的で、とても勇気づけられます。優しく色気のあるエッジボイスとエモーショナルな高音ボイスに感動すること間違いなし!
3. 恋ノアイボウ心ノクピド
「恋ノアイボウ心ノクピド」は、2008年に発売されたアルバム「感情エフェクト」に収録されているアルバム曲です。
ワンオクロック初期の軽快でキャッチーなロックサウンドによってテンションが上がる曲で、曲調からは考えられない恋愛をテーマにした歌詞が印象に残ります。ライブ化けする楽曲であり、特にラスサビ前の一瞬の沈黙から一気にぶちあがる瞬間は堪りません!
まとめ
ONE OK ROCKを代表する人気曲10選をご紹介しました。2005年結成以来、日本のロックシーンを牽引してきた彼らの楽曲は、力強いサウンドと心に響くメッセージ性が特徴的です。
ライブパフォーマンスでの圧倒的な存在感、Takaのエモーショナルで繊細なボーカル、そしてバンド全体の卓越した演奏力により、これらの楽曲は多くのファンの心を掴んでいます。バラードからハードロックまで、幅広い音楽性を持つONE OK ROCKの魅力がたっぷりと詰まっています。
今後も進化を続けるONE OK ROCKの音楽に、さらなる期待が高まりますね!
【この記事を書いたライター】
ライブキッズライター のむ
「石川県在住のWebライター。ライブやフェスが大好きで、少なくとも年間30本以上は参戦しています。 特にラウドロックとパンクロック、メロコアが大好物。ロックバンドを中心とした音楽業界の魅力を伝えていきたいです!」
Twitterアカウント:こたろー(のむ)🐻12/21〜12/22 響都超特急2024(@Kochidolein5150)さん / X