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【2025年最新版】Hi-STANDARDの人気曲10選!編集部おすすめ曲も紹介

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【2025年最新版】Hi-STANDARDの人気曲10選!編集部おすすめ曲も紹介

爆発的なエネルギーとメロディックなセンスで日本のパンクロックを切り開いてきたバンド「Hi-STANDARD」。90年代のインディーズシーンから頭角を現し、英語詞によるキャッチーなメロディと圧倒的なライブパフォーマンスで国内外のファンを魅了してきました。スリーピースとは思えない音の厚みとスピード感、そしてどこか温かみを感じさせるメロディラインが特徴です。「Close To Me」「STAY GOLD」などの代表曲は、シンプルながら心を突き動かす力を持ち、多くのバンドに影響を与えました。

音楽的には、アメリカ西海岸のメロディックパンクをルーツに持ちながら、日本独自の情緒やポップセンスを融合させたスタイルを確立。難波章浩のエモーショナルなボーカル、横山健の躍動感あるギター、恒岡章のタイトなドラムが一体となり、疾走感と温もりを両立させたサウンドを生み出しています。活動休止と再始動を経てもなお、その音楽は多くの人の心を鼓舞し続け、Hi-STANDARDは日本のパンクロックの象徴として今も輝き続けています。

この記事では、Hi-STANDARDの人気曲を10個に絞って紹介します。編集部がおすすめする楽曲も併せて紹介しますので、Hi-STANDARDに興味がある方はぜひ参考にしてください!

Hi-STANDARDの人気曲10選

インディーズシーンからメジャーを経ずに日本の音楽史に名を刻んだ伝説的ロックバンド「Hi-STANDARD」。疾走感あふれるメロディとストレートなメッセージを持つ楽曲で、90年代のパンクロックシーンに革命を起こしました。英語詞を主体としたサウンドは国境を越えて評価され、アメリカやアジアでのライブも成功を収めています。シンプルながらも心を突き動かすメロディと、仲間や希望、絆をテーマにした歌詞が多くのリスナーの共感を呼び続けています。

【プロフィール】
・日本を代表する3人組メロディックパンクバンド
・海外のパンクカルチャーを日本流に昇華したサウンドが特徴
・自主レーベル「PIZZA OF DEATH RECORDS」を設立し、独自のスタンスを貫く

【メンバー】
・難波章浩:ボーカル/ベース(1970年6月9日生まれ)
・横山健:ギター/コーラス(1969年10月1日生まれ)
・ZAX:ドラムス(1980年6月6日生まれ)

【活動】
・1991年に結成し、1990年代後半にアルバム『ANGRY FIST』『MAKING THE ROAD』で国内外から注目を集める
・2000年に活動休止後、2011年に復活を果たし「THE GIFT」など新作をリリース
・圧倒的なライブパフォーマンスと飾らない精神で、世代を超えて愛され続ける存在
・日本のパンクロックを世界に広め、多くの後進バンドに影響を与えた先駆的バンド

※参考サイト
Apple Music
Spotify
YouTube Music
JOYSOUND

1. STAY GOLD

引用:pizzaofdeathofficial

「Stay Gold」は、Hi-STANDARDの中でも特に多くのファンに愛される代表曲のひとつです。軽快なテンポと明るいメロディの中に、仲間との絆や日常の中で輝きを見つけようとする前向きなメッセージが込められています。英語詞でありながら感情がストレートに伝わり、国境を越えて多くのリスナーの心をつかんできました。シンプルながらも力強い構成が、バンドの原点ともいえる純粋なエネルギーを体現しています。

演奏面では、難波章浩の伸びやかなボーカルと横山健のメロディアスなギターが絶妙に絡み合い、シンガロングを誘う高揚感を生み出しています。恒岡章によるタイトなドラムが全体を支え、リズムの推進力が楽曲をより生き生きと響かせています。派手な技巧よりも魂のこもった一体感を重視する演奏スタイルは、Hi-STANDARDが築いてきたメロディックパンクの精神を象徴しています。

2. My First Kiss

引用:histandardofficial

「My First Kiss」は、アニメ『キテレツ大百科』のエンディングテーマとして知られる「はじめてのチュウ」を、Hi-STANDARDが英語詞でカバーした楽曲です。原曲の甘く切ない世界観を残しつつ、軽快なテンポとメロディックパンク特有のエネルギーで再構築しています。純粋な恋のときめきや無邪気さを、英語詞を通して新たな表現へと昇華させており、日本のポップソングを国際的なロックサウンドに変換した印象的な一曲です。

演奏では、難波章浩の伸びやかなボーカルが柔らかさと力強さを兼ね備え、横山健のギターが瑞々しい旋律で楽曲を彩ります。恒岡章のタイトなドラムが全体を引き締めながら、軽やかなリズムで心地よい疾走感を生み出しています。原曲のノスタルジーとパンクの勢いが見事に融合し、世代を超えて愛されるHi-STANDARDならではの名アレンジとなっています。

3. Can’t Help Falling In Love

引用:histandardofficial

「Can’t Help Falling In Love」は、エルヴィス・プレスリーの名曲をHi-STANDARDがカバーした楽曲で、原曲のロマンチックな雰囲気を保ちながらも、彼ららしい温かみと疾走感を加えたアレンジが印象的です。静かなイントロから始まり、徐々に高揚していく構成が感情の流れを丁寧に描き出しており、愛する人へのまっすぐな想いをシンプルに、しかし力強く表現しています。バンドのメロディックパンクとしての柔軟な表現力が光るカバーです。

演奏面では、難波章浩の優しくも芯のあるボーカルが楽曲全体を包み込み、横山健のギターが叙情的なメロディを描き出します。恒岡章のドラムが穏やかなリズムを保ちながらも、サビでは力強く感情を後押し。アコースティックの要素とバンドサウンドが見事に融合し、原曲の美しさを損なうことなく、Hi-STANDARDらしい希望と温もりに満ちた世界観を生み出しています。

4. Close To Me

引用:TroubleTraveler

「Close To Me」は、Hi-STANDARDの代表曲のひとつで、シンプルながらも心にまっすぐ響くメロディとポジティブなメッセージが印象的なナンバーです。英語詞で綴られた言葉には、仲間や大切な人とのつながりを大切にする気持ちが込められており、疾走感あふれるサウンドの中に温かさが感じられます。短い曲ながら、聴く人の背中をそっと押してくれるような、Hi-STANDARDの精神が凝縮された一曲です。

演奏では、難波章浩のエモーショナルなボーカルと横山健のメロディアスなギターが絶妙に絡み合い、シンガロングを誘う高揚感を生み出しています。恒岡章のタイトなドラムが楽曲の推進力を支え、全体に統一感と勢いを与えています。派手な装飾を排し、純粋なエネルギーとメロディで勝負するその姿勢が、Hi-STANDARDの原点ともいえる魅力を際立たせています。

5. the sound of secret minds

引用:histandardofficial

「The Sound of Secret Minds」は、Hi-STANDARDの中でもメロディと感情表現のバランスが際立つ楽曲です。ストレートなパンクの勢いに、どこか内省的で温かみのあるメロディが重なり、聴く者の心に深く響きます。英語詞で描かれるテーマは、心の奥に秘めた想いや迷いを抱えながらも、前へ進もうとする強さ。Hi-STANDARDが持つポジティブさと繊細さが同居する、バンドの成熟を感じさせる一曲です。

演奏では、横山健のギターが描く流麗なフレーズと、難波章浩の真っ直ぐなボーカルが一体となり、楽曲に温度と奥行きを与えています。恒岡章の正確で力強いドラムが全体を支え、疾走感の中にも余韻を残すアレンジが印象的です。エネルギッシュでありながらも、静かな情感を感じさせる構成は、Hi-STANDARDが単なるパンクバンドではなく、音楽的表現力を磨き続ける存在であることを示しています。

6. Dear My Friend

引用:histandardofficial

「Dear My Friend」は、Hi-STANDARDが友情へのまっすぐな想いを歌い上げた楽曲で、シンプルながらも胸に迫るメロディが印象的です。英語詞でありながら感情の輪郭がはっきりと伝わり、離れていてもつながっている仲間への感謝や信頼がストレートに表現されています。軽快なテンポの中に温かさが宿り、Hi-STANDARDらしい前向きなエネルギーと優しさが同居する一曲です。

演奏では、難波章浩の伸びやかなボーカルが楽曲全体を包み込み、横山健のギターが鮮やかなメロディを描きます。恒岡章のタイトなドラムがリズムをしっかり支え、シンプルな構成の中にも一体感とダイナミズムを感じさせます。疾走感の中に滲む情感は、ライブでも観客との心の距離を縮めるような力を持ち、Hi-STANDARDが築いてきた“音楽でつながる友情”の象徴ともいえる楽曲です。

7. Starry Night

引用:histandardofficial

「Starry Night」は、Hi-STANDARDの中でも叙情性と疾走感が見事に融合した楽曲です。切なさを帯びたメロディと英語詞による透明感のある表現が特徴で、夜空を見上げるような静かな希望と孤独が同時に感じられます。ストレートなパンクサウンドの中に、内省的でロマンティックな情緒が漂い、Hi-STANDARDの音楽が持つ“感情の奥行き”を象徴する一曲となっています。

演奏面では、難波章浩のボーカルが繊細さと力強さを兼ね備え、横山健のギターが煌びやかな旋律で夜の情景を描き出します。恒岡章のドラムはリズムの推進力を保ちながらも、楽曲全体に柔らかな温度を与えています。スピードとメロディの絶妙なバランスが、Hi-STANDARD特有のポジティブな哀愁を際立たせ、聴く者の心に静かな余韻を残すナンバーです。

8. Another Starting Line

引用:pizzaofdeathofficial

「Another Starting Line」は、Hi-STANDARDが再始動後にリリースした楽曲で、バンドの新たな決意と希望を力強く示した一曲です。長いブランクを経ても変わらないメロディックパンクの勢いに、年月を重ねた深みと温かさが加わっています。歌詞では、過去を抱えながらも再び前へ進もうとする姿勢が描かれており、ファンにとってもバンドにとっても“再出発”を象徴するナンバーとなりました。

演奏では、難波章浩のボーカルが力強くも優しく響き、横山健のギターが軽快なリフで疾走感を生み出しています。恒岡章のドラムがタイトなリズムで全体を支え、Hi-STANDARDらしいシンプルながらも熱量の高いアンサンブルが展開されます。円熟したサウンドの中に、かつての勢いと変わらぬ友情が息づいており、彼らの音楽が今も進化し続けていることを実感させる楽曲です。

9. Brand New Sunset

引用:pizzaofdeathofficial

「Brand New Sunset」は、Hi-STANDARDの楽曲の中でも特にエモーショナルでドラマ性の高い一曲です。タイトルが示す通り、“新しい夕日=新たな始まり”を象徴するようなメッセージが込められており、過ぎ去る時間や別れを受け入れながらも前を向こうとする姿勢が感じられます。力強いメロディと切ない情景描写が調和し、Hi-STANDARDのメロディックパンクが持つ温かさと哀愁を鮮やかに描き出しています。

演奏では、難波章浩のボーカルが感情豊かに響き、横山健のギターが美しいコードワークと叙情的なフレーズで楽曲を彩ります。恒岡章のドラムがしなやかにリズムを刻み、全体を包み込むような広がりを生み出しています。サビで一気に解き放たれる高揚感と、余韻を残すエンディングの対比が印象的で、Hi-STANDARDの音楽が持つ「終わりと始まり」の両面を感じさせる名曲です。

10. Our Song

引用:histandardofficial

「Our Song」は、Hi-STANDARDが仲間やファンとの絆をテーマに掲げた温かみのある楽曲です。疾走感のあるサウンドの中に、友情や共感を分かち合うメッセージが込められており、バンドの根底にある“みんなで音楽を楽しむ”という精神を体現しています。英語詞でありながら、その真っすぐな思いは言葉を超えて伝わり、ライブでも観客と一体になって歌い上げられる、象徴的なアンセムのひとつです。

演奏では、難波章浩の伸びやかで熱のこもったボーカルと、横山健のギターが奏でるメロディックなリフが一体となり、楽曲に力強い一体感をもたらしています。ZAXのタイトなドラムがリズムを支え、全体に心地よい推進力を与えています。シンプルながらも感情のこもった構成が、Hi-STANDARDらしい誠実さと情熱を際立たせ、長年にわたりファンの心に寄り添い続けるナンバーとなっています。

Hi-STANDARDの編集部おすすめ曲3選

Hi-STANDARDの人気曲を10個に絞って紹介しました。ここでは、惜しくもTOP10に入らなかった曲の中から、生粋のロックバンドファンが多い編集部がおすすめする楽曲を3曲紹介します。

1. ENDLESS TRIP

引用:kokonakanakaiiyo

「Endless Trip」は、Hi-STANDARDが放つ、自由と旅立ちをテーマにしたエネルギッシュな楽曲です。疾走感あふれるメロディックパンクの中に、限りない可能性や未知の世界への憧れが込められており、聴く者の心を解き放つような爽快感があります。英語詞で綴られたメッセージは、人生という果てしない旅を前向きに進み続ける強さを象徴しており、Hi-STANDARDらしいポジティブなスピリットが溢れています。

演奏では、難波章浩のまっすぐなボーカルが楽曲全体を牽引し、横山健のギターが鮮やかなメロディラインを描きます。恒岡章のドラムが刻むタイトなビートが疾走感を支え、シンプルながら圧倒的な一体感を生み出しています。全員の息がぴたりと合った演奏は、バンドの信頼関係と長年のキャリアを感じさせ、Hi-STANDARDが今も変わらず「音楽で走り続けている」ことを力強く伝える一曲です。

2. Standing Still

引用:histandardofficial

「Standing Still」は、Hi-STANDARDが持つメロディックパンクの勢いの中に、静かな決意と内省を感じさせる楽曲です。タイトルの“立ち止まる”という言葉が示すように、ただ走り続けるのではなく、一度足を止めて自分や仲間、そしてこれまで歩んできた道を見つめ直すようなメッセージが込められています。シンプルな構成ながらも深い情感をたたえ、Hi-STANDARDの成熟した表現力を感じさせるナンバーです。

演奏では、難波章浩の穏やかで誠実なボーカルが印象的で、横山健のギターが温かみのあるコードとメロディを重ねています。恒岡章のドラムは派手さを抑えつつも芯のあるリズムを刻み、楽曲全体に安定感と包容力を与えています。かつての勢いそのままに、より深みを増したサウンドが、Hi-STANDARDの「今」を象徴しており、長いキャリアの中で生まれた静かな力強さを感じさせる一曲です。

3. New Life

引用:histandardofficial

「New Life」は、Hi-STANDARDの初期を代表する楽曲のひとつで、バンドの原点ともいえるピュアなエネルギーが詰まったナンバーです。英語詞で描かれるのは、新しい人生への希望や、変化を恐れずに前へ進もうとする若さゆえの衝動。シンプルでストレートなメロディとスピード感あふれるサウンドが融合し、初期Hi-STANDARD特有の青さと熱さが鮮やかに表れています。90年代の日本のパンクシーンにおいて、その存在感を決定づけた重要な一曲です。

演奏では、難波章浩のラフながらも真っすぐなボーカルと、横山健の勢いあるギターリフが楽曲を引っ張り、恒岡章のドラムがタイトなビートで全体を支えています。荒削りながらも一体感のある演奏が、当時の彼らの生きた熱量をそのまま伝えており、Hi-STANDARDというバンドの“始まり”を象徴するような楽曲です。若さと情熱、そして音楽への純粋な愛情が凝縮されたこの曲は、今もなお色あせない初期パンクの名作として輝き続けています。

まとめ

Hi-STANDARDは、日本のメロディックパンクシーンを牽引してきた伝説的ロックバンドです。90年代後半、アメリカ西海岸のパンクサウンドを基調にしながらも、日本人らしいメロディセンスと感情表現を融合させた独自のスタイルで、多くのリスナーを魅了しました。「Stay Gold」「Close To Me」「Dear My Friend」などの楽曲は、疾走感と切なさが同居するサウンドで、国内外のファンに深い印象を残しています。

音楽的には、激しいビートとエモーショナルなメロディを軸に、シンプルながらも完成度の高いアレンジが特徴です。全編英語詞で歌われることが多く、ジャンルの壁を越えて共感を呼びました。ライブでは、圧倒的なエネルギーと観客との一体感で知られ、ストレートなサウンドの中に温かさと人間味を感じさせます。Hi-STANDARDは、日本のパンクロックを世界へと押し上げた存在として、今もなお多くのバンドに影響を与え続けています。

  • この記事を書いた人

ライブキッズライター|のむ

石川県在住のWebライター。ライブやフェスが大好きで、年間30回以上は参戦しています。 特にラウドロックとパンクロック、メロコアが大好物。ロックバンドを中心とした音楽業界の魅力を伝えていきたいです!

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