エレキベースを始めたいと思ったときに、何から揃えればいいのかわからないですよね。そこで、初心者の方に必要な機材やグッズを紹介します。
まずは基本の7点、ベース本体、アンプ、シールド、チューナー、ストラップ、ピック、ケースです。そして、ベースを長く楽しむためのメンテナンス用品、ベース弦、クリーナー、六角レンチも必要です。
さらに上達をサポートしてくれる便利グッズもご紹介します。個人練習用に必要なヘッドホン、楽譜を置くための譜面台、メトロノームなどがあります。
これらを揃えれば、すぐにベースを始めることができます。わからないことがあれば、楽器店の方に相談してみましょう。
ベースを始めるときに初心者に必要なものは?
ベースを始めるときに必要なものは、ベース本体、アンプ、シールド、チューナー、ストラップ、ピック、ケースです。これらのアイテムは、楽器店やオンラインで購入することができます。
初心者には、ショートスケールのベースがおすすめです。ショートスケールのベースは、弦長が短く、手が小さい人でも演奏しやすいです。
ベースを購入したら、次にアンプを購入する必要があります。アンプは、ベースの音を増幅するために使用されます。初心者は、小型のアンプで十分です。
ベースとアンプを購入したら、シールドを購入する必要があります。シールドは、ベースをアンプに接続するために使用されます。
ベースの演奏を始める前に、チューナーを使用してベースの調律をする必要があります。チューナーは、ベースの音の高さを調整するために使用されます。
ベースを演奏するときは、ストラップを使用すると、ベースを演奏しやすいです。ストラップは、ベースを肩から吊り下げるために使用されます。
ベースを演奏するときは、ピックを使用すると、弦をはじくことができます。ピックは、様々な素材でできており、それぞれ異なる音色を生み出します。
ベースを演奏しないときは、ケースに入れて保管する必要があります。ケースは、ベースを衝撃や傷から守ります。
これらのアイテムが揃ったら、ベースの演奏を始めることができます。
ベース本体の選び方
エレキベースを始めるにあたり、まず必要なのはベース本体です。ベースには様々な種類がありますが、初心者向けのベースとしておすすめなのは、以下のポイントを押さえたものです。
- ショートスケール: 通常のスケールよりも短いため、手が小さい人にとって演奏がしやすい
- ミディアムスケール: ショートスケールとロングスケールの中間サイズで、扱いやすい
- アクティブサーキット搭載: 操作がしやすいパッシブサーキットよりも、初心者向けのモデルが多い
また、材質や音色なども重要ですが、まずは弾きやすさを重視して選ぶと良いでしょう。
アンプの選び方
エレキベースを弾くには、アンプが必要です。アンプは、ベースの電気信号を増幅して音を出す装置です。ベースアンプにはさまざまな種類があり、出力、機能、価格帯が異なります。
アンプを選ぶ際には、以下の点を考慮する必要があります。
- 出力: 出力は、アンプの大きさや用途によって異なります。初心者には、15~30ワット程度のアンプで十分でしょう。
- 機能: アンプには、イコライザー、エフェクター、チューナーなど、さまざまな機能が搭載されています。これらの機能は、音作りや練習に役立ちます。
- 価格帯: アンプの価格帯は、機能やブランドによって異なります。初心者には、1万円~3万円程度のアンプがおすすめです。
初心者の方には、練習用として小型でシンプルなアンプがおすすめです。また、ヘッドフォンジャックを搭載したアンプであれば、深夜でも練習することができます。
アンプの選び方に迷ったら、楽器店に相談してみましょう。店員さんが、あなたのニーズに合ったアンプを紹介してくれます。
シールドの選び方
シールドは、ベースとアンプをつなぐケーブルです。電気信号を伝達し、ノイズを防ぐ役割があります。シールドにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
シールドの種類
- ストレート:一般的なシールドで、長さもさまざまです。
- アングル:プラグが曲がっており、狭い場所でも使いやすいです。
- パッチ:短いシールドで、ペダルボードなどの接続に使用します。
シールドを選ぶときは、長さと種類だけでなく、音質も考慮しましょう。シールドによって音質が変わるため、自分の好みや演奏スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
シールドの選び方
- 長さ:使用する環境に合わせて選びましょう。
- 種類:狭い場所でも使いやすいアングルタイプがおすすめです。
- 音質:音質にこだわりのある人は、高品質のシールドを選びましょう。
シールドは消耗品なので、定期的に交換する必要があります。特に頻繁に使用する場合は、断線や音質劣化を防ぐために、定期的なチェックと交換を心がけましょう。
チューナーの選び方
チューナーは、エレキベースの調弦に欠かせないアイテムです。初心者のうちは音程を正確に把握するのが難しいため、チューナーを使用して正しい音程に合わせることが重要です。
チューナーには、クリップ式、ペダル式、デジタル式などさまざまな種類があります。クリップ式はヘッドに取り付けて使用し、ペダル式は床に置いて使用します。デジタル式はディスプレイに音程が表示され、視覚的に確認できるのが特徴です。
チューナーを使用する際は、まずチューナーの電源を入れて、音叉や基準音となる音源でチューナー自体を正確に合わせます。次に、楽器の音をチューナーに拾わせ、音程を確認します。音程が低い場合はペグを締め、音程が高い場合はペグを緩めて調整します。
チューナーは、練習の前後に必ず使用するようにしましょう。また、ライブやレコーディングなどでも、正確な音程を維持するためにチューナーを使用することをおすすめします。
チューナーを選ぶ際は、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。
- 種類: 使用用途や好みに合わせて、クリップ式、ペダル式、デジタル式などから選びます。
- 精度: 精度の高いチューナーを選ぶことで、より正確な音程に合わせることができます。
- 視認性: ディスプレイが見やすいチューナーを選ぶと、音程を確認しやすくなります。
- 価格: チューナーの価格はピンキリです。予算に合わせて選ぶようにしましょう。
初心者の場合は、精度が高く、視認性の良いクリップ式チューナーがおすすめです。
ストラップの選び方
ベースを演奏する上で、ストラップは欠かせないアイテムです。ストラップを選ぶ際には、以下のポイントを意識しましょう。
- 素材: ストラップの素材には、レザー、ナイロン、ポリウレタンなどがあります。レザーは耐久性と高級感があり、ナイロンは軽量で扱いやすい、ポリウレタンは弾力性があり肩への負担を軽減します。
- 幅: ストラップの幅は、太いほど肩への負担が軽減されます。初心者の方は、2インチ以上の幅のものを選ぶと良いでしょう。
- 長さ: ストラップの長さは、演奏スタイルや体型によって異なります。座って演奏する場合は短めに、立って演奏する場合は長めに調整しましょう。
- デザイン: ストラップには、様々なデザインのものがあります。お気に入りのデザインを選ぶことで、モチベーションアップにも繋がります。
ストラップを選ぶ際には、楽器店などで実際に試着してみることをおすすめします。肩への当たり具合や長さなどを確認し、自分に合ったものを選びましょう。
ピックの選び方
ピックは、エレキベースを弾くときに弦をはじいたり、音を出したりするために使用する小さな道具です。 様々な形、サイズ、素材で作られていますが、初心者は一般的なサイズのセルロイドピックから始めるのがおすすめです。 ピックには様々な厚さがありますが、初心者にはミディアムピックが扱いやすいと思います。
ピックを使うときは、ピックを人差し指と親指で持ち、親指で強く握りすぎないようにします。 ピックの先端を弦に当てて、ピックを上下に動かします。 最初は弦をピックで弾くのが難しく感じるかもしれませんが、練習していくうちに慣れていきます。
ピックを選ぶ時の注意点としては、硬すぎるピックは弦を弾きにくく、柔らかすぎるピックは音が小さくなってしまう点です。 最初はミディアムピックを使って、自分が弾きやすいピックを見つけていきましょう。
ケースの選び方
エレキベースを運搬する際には、ハードケースもしくはソフトケースが必要となります。ハードケースは衝撃に強く、楽器をしっかりと保護できますが、重量が重く、持ち運びが大変です。ソフトケースは軽量で持ち運びやすいですが、衝撃には弱く、楽器を傷つける恐れがあります。
初心者の場合は、ハードケースを選ぶことをおすすめします。ハードケースは、楽器を落下させたり、ぶつけたりしても、楽器をしっかりと保護することができます。また、ハードケースは、ホコリや湿気からも楽器を保護することができます。
ハードケースを選ぶ際には、楽器のサイズに合ったものを選ぶことが大切です。楽器がケースの中で動いてしまうと、傷つく恐れがあります。また、ケースの素材も重要です。衝撃に強い素材を選ぶようにしましょう。
ソフトケースは、持ち運びがしやすいので、自宅で練習する際や、近所のスタジオに行く際に便利です。ソフトケースは、ハードケースよりも安価なものが多く、初心者の方でも購入しやすいです。
ベースのメンテナンスに必要なもの

エレキベースを気持ちよく演奏するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。ベースのメンテナンスに必要なものは、以下の通りです。
ベース弦: ベースの弦は消耗品なので、定期的に交換する必要があります。弦の交換時期は、使用頻度や演奏スタイルによって異なりますが、音質が悪くなったり、サビが出たりしたら交換が必要です。
クリーナー: ベースのボディやネックは、演奏後に拭き掃除をする必要があります。クリーナーは、楽器専用のものを使いましょう。市販のクリーナーには、指板用のものやボディ用のものなど、種類があるので、用途に合わせて使い分けることが大切です。
六角レンチ: 六角レンチは、ベースの調整やパーツ交換に必要です。ベースのブリッジやナットの高さを調整したり、ピックアップの高さを調整したりする際に使用します。六角レンチは、サイズが異なるものが複数セットになったものが市販されています。
ベース弦の選び方
エレキベースの弦は、ベース本体の音色や演奏性に大きな影響を与えます。そのため、初心者の方は特に、ベースの弦選びは慎重に行う必要があります。
エレキベースの弦は、材質、ゲージ(太さ)、構造によって音が変化します。初心者の方は、まずはラウンドワウンド弦と呼ばれる、最も一般的なタイプの弦を選ぶことをおすすめします。ラウンドワウンド弦は、表面がでこぼこしており、明るく力強い音色が特徴です。
弦のゲージについては、0.045インチ~0.100インチ程度のものが一般的です。初心者の方は、0.045インチ~0.050インチ程度の細い弦を選ぶと、押さえやすく弾きやすいでしょう。
弦の構造は、芯線と呼ばれる金属の芯の周りを、別の金属線で巻いて作られています。弦の巻き方は、ラウンドワウンド、フラットワウンド、ハーフラウンドなどがあり、それぞれ音色が異なります。
エレキベースの弦は、消耗品なので定期的に交換する必要があります。弦が古くなると音質が低下し、演奏性も悪くなります。一般的には、1ヶ月から3ヶ月程度で交換するのが良いでしょう。
クリーナーの選び方
<クリーナーの選び方>
ベースをいつまでも良い状態で保つために、クリーナーによる定期的なメンテナンスは欠かせません。ここでは、ベースクリーナーを選ぶ際のポイントをいくつか紹介します。
<クリーナーの種類>
クリーナーには大きく分けて、指板用とボディ用の2種類があります。指板はデリケートな部分なので、専用のクリーナーを使用するのがおすすめです。ボディ用クリーナーは、塗装の種類によって使い分ける必要があります。
<成分>
クリーナーの成分は、主にアルコールやオイルなどです。アルコールは揮発性が高く、汚れを素早く落とすことができますが、指板を乾燥させる恐れがあります。オイルは指板を保湿する効果がありますが、汚れを落としにくいです。自分のベースの状態に合わせて、成分を選ぶようにしましょう。
<香り>
クリーナーには様々な香りがついています。中には、人工的な強い香りのものもありますので、香りが気になる方は無香料のもの選ぶと良いでしょう。
<価格>
クリーナーの価格は、メーカーや容量によって異なります。高価なクリーナーは洗浄力が強い傾向にありますが、必ずしも高価なものでなければならないというわけではありません。自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
<その他>
クリーナーを選ぶ際には、以下の点も確認しておくと良いでしょう。
- 容器の形状: スプレータイプやボトルタイプなどがあります。
- 付属品: クロスやスポンジなどが付属している場合もあります。
- メーカー: 定評のあるメーカーの製品を選ぶようにしましょう。
適切なクリーナーを使用することで、ベースをいつまでも良い状態で保つことができます。上記のポイントを参考に、自分に合ったクリーナーを選んでみてください。
六角レンチの選び方
ベースのメンテナンスには、六角レンチが欠かせません。弦高やオクターブ調整など、さまざまな場面で活躍します。六角レンチを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- サイズ: ベースの各パーツに合ったサイズの六角レンチが必要です。一般的に、4mm、5mm、3mmの3種類があればほとんどの調整に対応できます。
- 材質: 六角レンチの材質は、主に鉄とステンレスがあります。鉄製のものは安価ですが、錆びやすいのが欠点です。ステンレス製のものは錆びにくく耐久性がありますが、価格が高くなります。
- 形状: 六角レンチには、ストレートタイプとL字タイプがあります。ストレートタイプは狭い場所でも作業しやすいですが、力が入れにくい場合もあります。L字タイプは力が入れやすく、トルクをかけやすいのが特徴です。
以上を参考に、自分に合った六角レンチを選びましょう。
あったら便利!ベース初心者におすすめグッズ

エレキベースを始めるにあたって、必須ではないけれど練習や演奏を快適にするためのアイテムがいくつかあります。
自宅で練習する場合はヘッドホンがあると便利です。家族や近所への騒音対策にもなります。
楽譜を見ながら演奏する場合は譜面台があると便利です。譜面台は折りたたみ式のものも多く、持ち運びにも便利です。
正確なリズムを身につけるために、メトロノームは必須アイテムです。最初はゆっくりしたテンポから練習し、徐々にテンポを上げていきましょう。
これらのアイテムは、楽器店やオンラインショップで購入することができます。予算や好みに合わせて選んでみてください。
個人練習用に必要なヘッドホン
エレキベースを始めるにあたって、個人練習に最適なアイテムの一つがヘッドホンです。ヘッドホンを使用することで、周りを気にせず好きな時間に練習することができます。
ベースの練習に適したヘッドホンには、いくつかの特徴があります。まず、低音域がしっかりと再生できることが重要です。ベースの低音は迫力があり、ヘッドホンで再生すると臨場感が増します。
また、遮音性が高いヘッドホンを選ぶことも大切です。遮音性が高いヘッドホンは、周りの音を遮断してくれるため、集中して練習することができます。さらに、音漏れが少ないヘッドホンであれば、家族や隣人に迷惑をかける心配もありません。
最後に、装着感の良いヘッドホンを選ぶことも重要です。長時間練習する場合は、装着感の良いヘッドホンを選ぶことで、疲れを軽減することができます。
個人練習に適したヘッドホンは、様々な種類があります。楽器店や家電量販店などで、実際に試聴して自分に合ったヘッドホンを選ぶことが大切です。
楽譜を置くための譜面台
ベースを始めるにあたって、譜面台があると便利です。譜面台は特に、コード進行やメロディーを覚えるために楽譜を見ながら演奏したい場合や、複雑な曲に挑戦する場合に必要となります。楽器店やオンラインショップで、さまざまな譜面台が販売されています。
譜面台を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 安定性:演奏中に倒れないように、安定性の高いものを選びましょう。
- 高さ調整:高さ調整できる譜面台は、演奏する姿勢に合わせて調整できるため、楽譜が見やすくなります。
- 譜面サイズ:一般的な譜面サイズであるA4サイズに対応した譜面台がおすすめです。
譜面台は演奏を快適にする重要なアイテムです。自分のニーズに合った譜面台を選ぶことで、より効率的にベースを練習することができます。
メトロノーム
メトロノームは、正確なリズムを刻むために欠かせません。一定のテンポで音や光を発生させ、初心者から上級者まで幅広く使用されています。
メトロノームを使うことで、曲のテンポを正確に把握し、リズムに合わせて演奏できるようになります。特に初心者の場合、リズム感が不安定なため、メトロノームで練習することでリズム感を養うことができます。
メトロノームには、機械式とデジタル式の2種類があります。機械式はゼンマイ式で、音の強弱やテンポを手で調整します。デジタル式は電子制御で、テンポや拍子、音の種類などを設定できます。
メトロノームを購入する際には、自分のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。初心者の場合、シンプルな機械式メトロノームで十分でしょう。ある程度慣れてきたら、デジタル式メトロノームにステップアップしても良いでしょう。
メトロノームを上手に活用することで、リズム感の向上や音楽制作の効率アップにつながります。ぜひ、メトロノームを活用して、楽しくベースを練習しましょう。